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クルパラ劇場その2 不人気職と呼ばないで

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・パラ娘=クリス。槍パラディン。趣味はファッション(ただし下着のみ)。

・クルセ娘=アルフィーリア。献身GXクルセ。趣味は精錬と修練。




 雪が静かに降り積もる夜、クリスがクルセイダー女子寮の自分の部屋に戻ると、ルームメイトの机の上には山のようにプレゼントの箱が詰まれていた。ふと、一足遅いクリスマスプレゼントかと思ったが、今日が彼女の誕生日であることに気づく。



「あー忘れてた、悪い。今から私も誕生日プレゼントを買ってくる」

「あ、いや、気を遣わなくていいぞ」

「そういう訳にもいかん。んー、プレゼントの定番っつったら、ひかりものか?」



「ひかりもの? ……寿司か?」

「なわけないだろ!」



 クリスは思わず相方にツッコミを入れたが、反応はない。本気で言ったようだ。



「ひかりものといったら、ほら、あれだ」

クリスは指輪をイメージして親指と人差し指で丸をつくる。



「ゼ、ゼニー!?」

「いや、金でもなくて」



 アルフィーリアは考え込む。

「……うーむ。ああ、そうだ、ひかりものといったらあれか」

「分かったか?」



 アルフィーリアは壁に立てかけられたクリスの槍コレクションを指さした。



「武器のことだな!」

「なわけあるかー!」

 腹にツッコミを入れると、女の子らしい肌触りとはほど遠い、引き締まった腹筋の弾力が帰ってきた。



「指輪とかアクセサリーのことを、世間ではひかりものと呼ぶのだ」

「あ……ああ、なるほど」



「お互い縁遠いな……」

「そうだな……」



 しけった空気を吹き飛ばすようにクリスが明るく言った。

「ようし、プレゼントに勝負下着を買ってやろう」

「そ、それは遠慮しておく」



「お前、この間はせっかく店に連れてったのに何も買わなかったじゃないか」

「いや、使い道が……」



「普段使いでおk」

「ちょっとそれは……」



「でだ。それで、ブラジャーのサイズはいくつだ?」

「……」





今度こそおしまい。

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