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[18禁][女性向BL]イズ酒場「CAGE」新刊サンプル

「イズの酒場で休息を」新刊「CAGE」のサンプルです。♂パラディン×♂バード。
女性向け18禁、つまりホモにつきご注意下さい。
※Webサンプルは横書きですが、実際はA5版2段組・縦書きです。カッコ内は同人誌ではルビになってます。

あらすじ:相手の顔も職も分からぬまま、カイ(♂バード)は教会から聞こえる歌声に恋をする。その声の主・アーレス(♂パラディン)も互いに惹かれ合うが、一線を越えてから、独占欲の強い聖騎士は心を病んでいく。





-----健全サンプル 出会いシーン-----

 カイは取り返したマンドリンを見た。弦が一本切れていたが本体は無事だ。安心すると共に、悲しさがこみ上げる。
 パラディンが近くに寄った。グランペコの上から見下ろし、俯いたカイの上に大きな影を落とした。

「大丈夫でしたか?」
「あ、はい。有り難う御座いました」

 カイは目元をぬぐう。そこかしこでパフォーマンスをしているバードなら、絡まれることなんて良くあることだ。
 それでも、暴力を振るわれることにはまだ慣れない。

 パラディンはじっとカイを見ていた。
 あまりに顔を凝視され、カイはどぎまぎした。顔が紅潮するのが分かる。
 どこかで会ったことがある人なのかもしれないが、覚えはない。

 金髪に金色の甲冑。
 歴史資料館あたりに描かれて飾られそうな外見だった。
 おまけに、緑色のマントに、緑色の瞳に、頭上には月桂樹の葉を編んで作られた皇帝の月桂冠。
 見事に金と緑でカラーリングされている。そして、表情のない、彫像のような顔立ちをしている。
 一度見たら忘れない外見なのだが、やはり記憶の中にはない。

 春風に乗って、男からふわりとハーブの香りがした。つい最近、嗅いだことのある香りだった。

 ふっと緑色の瞳を細めると、男は言った。

「貴方の歌声、初めて聞いた」

「え?」

 我に返ってカイは聞き返した。

「いつもは伴奏だけだったから」

 ああ。
 カイはブラウンの目を見開いた。
 もしかして、この人は。

「初めまして。アーレスと申します。僕は」

「あっ、ゴスペルのおっちゃんだー!」
 言いかけた言葉は、子供達の声にかき消された。



-----前半らぶえち-----


 アーレスがカイの隣に座り、ベッドが沈み込んだ。

 どきりとして、カイは思わず距離を取りたくなったけれど、それも失礼だし変に思われるしで出来なかった。

 アーレスがいつものようにじぃっとカイを見ている。
 カイは思わず床に視線を落とす。
 床には絨毯が敷かれていて、植物をモチーフにした模様が織り込まれていて、それに視線を伝わせて眺める。

「ね、どうして僕を見ないの?」
「ん……なんか、恥ずかしい……」
「僕も恥ずかしいよ。だって、君が好きだから」

 カイの心臓が早鐘を打つのが分かった。相手に聞こえそうなほどドクンドクンと鳴っている。
 好き。
 ああ、彼はボクが好きだと言っている。
 知ってる。そうなんじゃないかって、本当は思ってた。
 ボクも大好きだ。彼が。いや、彼の歌が?

 ずい、とアーレスが攻め寄り、カイの肩を抱き寄せた。
 相手の吐息がかかるのを感じて、心臓が跳ね上がる。

「カイの心臓、すごくドキドキしてる」
「……うん」

「僕もすごくドキドキしてる。分かるかな」
「甲冑着てたら分からないよ。ずるい」

 アーレスがカイの頭を引き寄せると、聖騎士(パラディン)の鎧の上から胸元に耳を押しつけさせる。ここでようやく、甲冑越しに、心臓の鼓動が聞こえてきた。

「カイは僕のこと好き?」
「……うん……ああ、でも、アーレスの歌が好き。ごめん、中身はまだ分からない」

「いいよ、歌も僕の一部だから。ねえ、キスしてもいいかな?」
「……積極的、なんだね」

「君だって、僕の部屋に来ただろう」
「それは、アーレスが鍵をくれたから」

「でも、部屋に来ることを選んだのは、君だよ」
「ずるい」

 アーレスの両手がカイの頬を包んだ。
 金属に覆われた、ひんやりした指の感触。
 アーレスの顔が近付いてきて、カイは思わず目を閉じる。唇に軽く、生暖かいものが触れた。
 そのままついばむようなキスを繰り返し、唇を食まれる。じゃれているような接吻だった。
 アーレスが唇を離してカイを見る。

「どう? 嫌じゃない?」
「……嫌じゃないよ。……その、温かくて気持ちいい」
「好きな人とすると気持ちいいんだよ。キスだけでも」

 さらりとアーレスが言い、カイは恥ずかしくなった。
 カイは話を逸らすように、赤いメガネに触れる。

「これは伊達なの?」
「本物だよ。歌うときだけ外してる」

「目の下にクマが出来てる」
「寝付きが良くないんだ」
「そうなの? ……今度、子守歌を歌おうか」

 少しだけ心の中でほほえましく思っていると、アーレスが再びキスをする。そして、突然、カイの唇を上下に割って、口内に侵入した。

 舌を入れられるとは思っておらず、カイは狼狽えた。

 アーレスの指先が、カイの両耳を塞ぐ。
 そのまま頭部を引き寄せ、無理に舌をこじ入れる。尖らせた舌先で歯列をなぞり、口内を隅々まで探るように舐めると、緊張で縮こまっているカイの舌に絡ませる。

 カイが戸惑っていると、ぐちゅりっ、と唾液を流し込まれた。
 さっきとは打って変わって、蹂躙するようなキスだった。

 ぬめる粘膜を擦りつけ、乱暴な水音を立てながら、しつこくカイの舌に絡みつく。耳を塞がれているせいで、脳内でぐちゅぐちゅと水音が充満して、頭を冒されている気分になってくる。
 カイは、恥ずかしさとは違う、何か熱い感情がこみ上げてくるのが分かった。かぁっと血が頭に上り、脳に劣情が分泌されていく。カイは無意識にズボンの股間を抑える。

 カイがそっと目を開けると、愉悦の色を浮かべたアーレスの目と合った。緑色の瞳がすぅっと細まって笑う。
 穏やかな人だと思っていたが、予想より情熱的だった。

 アーレスの右手がカイのポニーテールに触れ、くしゃりと銀髪を撫でる。そのまま首筋を触り、背中へと降りていく。それだけでぶるっ、と背筋に電気が走った。

 一度そうなると、熱を持った身体の反応は止まらなかった。ねっとりしたキスをしながら、アーレスの指先が首筋や背中を撫でる。触れられる度に、反射的にカイは身体をぴくりと震わせた。その反応を楽しむように、アーレスは優しく肌をくすぐる。

 カイは夢中で相手の舌を吸った。
 これを止めたら、キスが終わってしまう。そうしたら、その後は?


-----後半エロシーン(むりやり系)-----

 アーレスはベッドの下から紫色の怪しい玩具を手にして、白ポーションを塗りつけるとゆっくりと挿入した。男性器を模した張り型は、ずぶずぶとカイの中へと入っていく。

「ひぁ……っ、何……ッ」

 前立腺を刺激するように絶妙な角度で挿入すると、根本についた大きなビーズを内部に押し込む。
 それがストッパーになっていて、力んだくらいでは簡単には抜けない仕組みになっている。

 カイは額に脂汗を浮かべていた。
 どこも触れられてもいないのに、自分が動くだけで絶頂に達しそうになる。
 真っ赤な顔で目を潤ませながら、カイはアーレスに言う。

「お願い、これ、抜いてよ……ッ」

「じゃあ、抜いてあげるね」

 アーレスはフェラチオを続けながら、指先で輪を作って根本から先端へと陰茎を抜き始めた。

「っ、違う、そっちじゃなくて……んぅっ……」

 アーレスの手を止めるにも、カイは手錠をかけられていて動けない。アーレスの指は容赦なくペニスを扱く。
 ぞくぞくと快感が這い上がり、カイは身体を震わせた。

「っぁ、お願い、止め、やめてよぉ……ッ」
「ほら、抜いて欲しかったんだろう? 出してあげるよ」

 ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、とアーレスの手指がカイのお腹に当たる音が激しく響き、先端を口内で吸われる。

「……ッ」

 射精感がみるみる迫り、あっという間にアーレスの口内に精を吐き出した。

「……っは……ッ」

 カイが汗だくで荒い息を吐いている横で、アーレスが子種を飲み干し、管に残った精液も吸い出す。
 アーレスはさらに黒い皮が組み合わされたベルトを取り出すと、カイのペニスに被せる。

「……何、を……」
「悪い虫が寄ってこないように、貞操帯を付けるんだよ。今日もこれから臨時だろう?」

 カイは壁に掛けられた時計を見た。明け方にこの部屋に来て、すでに数時間経っている。

 貞操帯は黒いベルトが縦と横に十字型に重ねられていて、編み目のようにペニスを覆う形になっていた。
 アーレスは射精できない程度に根本の部分を縛り上げると、小さな錠に鍵をかけた。
 金属の冷たさと重さを感じて、カイは呆然とそれを見詰めた。厚い革と金属錠で出来たソレは、どうあがいても自分で外せるような代物ではない。

「や、やめてよ……こんなの……外してよ!」

 アーレスは貞操帯は外さずに、手錠を外す。

「これ、勃起したら痛いかもしれないけど、我慢してね。帰ったら外してあげるからね」

 カイは青い顔でアーレスを見上げた。
 その額に、アーレスがキスをする。

「貞操帯は脱いでる時間はないね。ほら、遅刻するよ?」

 もう集合時間は少し過ぎていた。カイは絶望の表情を浮かべ、服を着直すと、このまま行くことを選んだ。

「行ってらっしゃい」

 薄い笑みを浮かべてアーレスは送り出した。


(同人誌につづく)

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